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【インタビュー】伊藤忠アーバンコミュニティ様が税務・会計セミナーを全社的に続ける理由とその効果

2017/5/1

マンション管理会社 会計・税務セミナー 事例 伊藤忠アーバンコミュニティ様

伊藤忠アーバンコミュニティ株式会社様は、全社的な研修に弊社の税務・会計セミナーサービスを組み入れていただいています。満足度の高いサービスを支える研修と、弊社のセミナー採用の狙いについて、同社取締役 マンション管理グループ長である高橋礼子様にお話を伺いました。

研修へのパワーが質の高いサービスを生む

フィールズ:まず、伊藤忠アーバンコミュニティ様のマンション管理サービスについてお伺いしたいと思います。貴社は関東を中心に全国11箇所の拠点を有していますが、現時点でのマンション管理戸数を教えてください。

2017年4月1日現在、伊藤忠アーバンコミュニティ単体では78,072戸。子会社であるIUCコミュニティライフは 29,731戸。全体で107,803戸となります。

フィールズ:管理会社のサービスは、一般的に違いが分かりにくいものです。そのためマンション管理組合様が管理会社を変更する際、単純な「価格」のみを優先して検討するケースもあると聞かれます。
しかし、スタイルアクト社が2016年に実施したマンション管理会社の満足度アンケート調査結果をみますと、「管理戸数10万戸未満の管理会社」の部門において顧客満足度が3年連続1位という結果が出ています。※1
この調査結果から、見えにくい管理会社のサービスの質や価値に、実は違いがあることがわかります。高い満足度を維持する貴社のサービスは他社と何が違うのでしょうか?

確かにマンション管理は、目に見えやすい成果物が伴わないサービス業です。そのため、マンション管理組合様からすると一見同じに見えなくもありません。

では、何が違いをもたらすのか?それは現場で活躍する人の質であり、全社的な研修が人の質を支えています。

もちろん他社も個別に研修は実施していますが、伊藤忠アーバンコミュニティでは、「管理員、管理担当者としての質をどこまで求めるか」を全国レベルで統一することを目指しています。そのため、属人性を排除した組織的な研修が必要であり、末端まで行き渡らせることが肝要であると考えています。

良好なコミュニティ醸成が管理会社の本質的な役割

フィールズ:同調査において、回答者を理事経験者に絞った結果においても、貴社は総合一位になっています。※1この結果から管理組合との良好な関係が伺い知れますが、このような関係を構築するには、どのような点が大切なのでしょうか?

マンション管理会社の役割は、究極を言えばマンションの資産価値を下げないこと、そして安心・安全に住まうこと、そのためにコミュニティを醸成させることに尽きます。

適正なコミュニティを醸成するには管理組合様が強い権限を持ち、合意形成能力を高める必要があります。当社は、この合意形成の能力を共に高めることが最も大切だと考えています。

適正なコミュニティが育まれれば、お住まいになっている方全体がルールを守る、滞納がない、会計帳簿が適正である、決算が明確であるなど、マンションの資産価値や安心して住まうことに良い影響を与えます。

実際、当社が管理する築30年以上のあるマンションは大型物件ですが、滞納はゼロ、また周辺と比較すると資産価値が維持されていることがわかります。住みやすさから入居者の方が流出せず、そのマンションを守っているわけです。

当社は、こうした資産価値を下げない、さらには安心・安全に住まう、いわばハードとソフトを担う存在であると自負しています。また、コミュニティを共に醸成していく管理会社は、ある意味、育ての親に似ています。管理組合様が混迷しているのであれば、しっかりと方向性を示すことができる立場でなければいけないのです。

理事経験者様からのご評価は、当社の姿勢に共感いただき、見えにくいサービス価値に気づいていただいたからではないでしょうか。

基幹業務である会計・出納業務に全社的な軸を持つ

マンション管理会社 会計・税務セミナー 事例 伊藤忠アーバンコミュニティ様

フィールズ:全社的な研修が貴社のサービス価値を向上していることがよくわかりました。その中で貴社の研修内容に税務・会計が組み込まれています。これはマンション管理会社の中では先進的な取り組みかと思いますが、どのような狙いがあるのでしょうか?

昨今、管理組合様のニーズは多様化しており、会計処理を部分的に変更してほしいといったご要望もあります。しかし、会計・出納業務は、管理委託契約の中で最も大切な基幹業務です。

お客様の都合や要望と言っても、会計・出納業務は変えてはいけない部分があります。むしろ、担当者一人ひとりが変えてはいけない理由を、裏付けを持って説明できなければいけません。当社はこうした変えてはいけない軸を会社全体で統一し、管理担当者全員に再認識させる必要性を強く感じています。

また、税務当局の姿勢も変化します。全員が常に最新の情報をキャッチアップし、お客様に提供できるようにするためにも税務・会計の研修を実施することにしています。

フィールズ:これまでも弊社は、貴社の社員様に対して不定期でセミナーを実施させていただきました。しかし、今年からは定期的かつ継続的な研修として全国にて提供させていただいております。継続化した理由をお聞かせください。

伊藤忠アーバンコミュニティの事業は、マンション管理、ビル管理、レジデンシャルと、いくつかのグループに分かれています。これまでの研修は、会社全体で管理してきましたが、本年より大幅な変更がありました。それぞれの事業で、従事する人材の属性も異なりますから、グループ毎に研修計画を策定し、予算を投じるという方針転換です。

マンション管理グループでは、どのような研修を実施するか議論する中で、フィールズ様の税務・会計に関する研修も計画に組み入れたのです。

実効性の高い研修を提供できるのはフィールズ以外になかった

マンション管理会社 会計・税務セミナー 事例 伊藤忠アーバンコミュニティ様

フィールズ:税務や会計に関するセミナーをサービスとして提供する会社はいくつかあります。その中で弊社を選んでいただいた理由があればお聞かせください。

税務・会計に関するセミナーを研修サービスとして提供する税理士事務所や会計事務所は他にもあります。当社もその中でいくつか検討したのですが、いずれも画一的な内容でした。

フィールズ様は、これまで1,100組合を超えるマンション管理組合の税務申告をサポートしている実績と、600組合超の監査業務を行っている実績もあります。管理組合と管理会社、双方を見た実効性のある研修を実施できるのはフィールズ様以外にはありませんでした。

また、弊社は10年前にもフィールズ様にセミナーを実施していただきました。その際、「予算化された計画で支出がなかった場合、それは資金を節約できたから良いのではない。なぜ、予算化したのにもかかわらず計画が実行されなかったのか、を問い正さなければならない。」とのお話がありました。このお話は個人的に強く印象に残り、以来、私が部課長であった時、部内で同様の話を周知徹底させていました。

このような有意義な会計のお話をお聞きしていたこともあり、自然とフィールズ様へ依頼させていただきました。

フィールズ:実際にフィールズの研修を受けた受講者の方々の反応はいかがでしたか?

税務の最新知識を吸収する機会として大変有意義で、内容も分かりやすかったと感想が届いています。

また、会計についてはわかっているようで実はわかっていない場合があります。管理担当者は、現場で処理として正しいのか悩ましいケースを経験しています。こうした現場で経験する個別ケースに対して、書籍やOJTで獲得した知識には限界があります。

今回の研修で、こうした疑問を専門家に直接、質問し、その場で払拭できたことは大変良い機会でした。若手も会計的な裏付けを持つことができ、自信を持って質の高い対応ができると思います。

フィールズ:今回はありがとうございました。伊藤忠アーバンコミュニティ様の業界をリードする姿勢は、業界イメージを払拭する可能性が高いと存じます。また弊社は、今後も貴社の新卒、会計担当者様も含めて、税務・会計セミナーを予定させていただいておりますが、専門的な知見を存分に提供することで貴社サービスの質向上に貢献できればと存じます。

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※1 住まいサーフィン「管理会社満足度ランキング2016」 スタイルアクト株式会社

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